入院2日目(手術当日)
手術当日〜絶食と準備〜
いよいよ手術当日がやってきました。
朝から絶食ということで、食事はもちろん、水分も摂れませんでした😢
8時からは水もNGだったので、朝のコップ一杯がとてもありがたかったことを覚えています💦
手術は11時からの予定でしたが、10時に手術着に着替えるように指示されました。
手術前の準備として、看護師さんが右膝を丁寧に洗い、消毒をしてからカバーをつけてくれました。
手術に向けて、少しずつ緊張感が高まってきましたが、看護師さんが穏やかに声をかけてくれたので、心が少し落ち着きました。

手術前の準備が整い点滴開始!

手術〜全身麻酔とその後〜
その後、消毒を終えてしばらくはゆっくり過ごしていましたが、少し早めに呼ばれてストレッチャーで手術室へと移動。
手術室に入ると、まるでドラマで見たような手術台が目の前にあり、初めての場所と状況に不安が募り、つい涙が溢れてしまいました💦
麻酔の先生や看護師さんが優しく声をかけてくれて、不安を少しずつ取り除いてくれましたが、それでも緊張が高まっていく一方でした。
「大丈夫ですよ」と言われながらも、あっという間に麻酔が効いて意識が遠のき、気づいたら病室に戻っていました(笑)
手術時間は約3時間だったそうですが、その間はまったく覚えていません。目覚めた瞬間、あっさりと「終わったんだ」と実感できたのは不思議な気持ちでした。
その後はしばらくウトウトしていましたが、時間が経つにつれて徐々に意識も正常に戻り、ほっと一息つくことができました。

術後の不安と安心〜麻酔と回復〜
手術前は、麻酔が途中で切れてしまうのではないか、術後に痛み止めが効かなくて眠れないのではないかと、心配なことがたくさんありました。
でも、麻酔が朝まで効いているとのことだったので、術後は足の感覚や痛みを感じることはなく、ほっと一安心。
でも、麻酔が切れた時の痛みが怖いな、と少し不安な気持ちもあります💦
術後は水分のみ摂取OKで、少し喉が乾いたものの、特に大きな問題はありませんでした。
尿道に管が入っているので、トイレの心配もなく、気持ち的に楽でした。
そして、何よりも嬉しいことは、明日から食事が再開できること!少しずつ回復している実感が湧いてきて、食事の時間が待ち遠しいです😊
どんな手術?
簡単に説明すると、今回行った手術は膝関節を大きく開かずに、内視鏡(関節鏡)を用いて実施しました。
手術の内容としては、自分の半腱様筋腱(太ももの裏の腱)を採取し、それを前十字靭帯として使用しました。
手術の流れとしては、まず、靭帯の長さまで腱を折り曲げ、次に脛骨(すねの骨)と大腿骨(太ももの骨)にトンネルを掘り、その中に腱を通していきます。
最後に、腱の両端を金属で固定するのですが、私はチタン製の金具を使用しました。


手術で使った金属


不安と心配、そして支えてくれた人たち
聞いているだけでも恐ろしい手術内容ですよね(笑)
手術に対して不安や心配事はたくさんありましたが、優しい看護師さんや主治医の先生が温かく励ましてくださり、そのおかげで安心して手術に臨むことができました。
「大丈夫だよ」と声をかけてくださることで、心の中の不安が少しずつ軽くなっていったのを今でも覚えています。