前十字靭帯再建手術を受ける方へ
はじめに ~このブログにたどり着いたあなたへ~
今回このブログにたどり着いてくださった方の多くは、きっと不安な気持ちを抱えているのではないかと思います。
私自身も、人生で初めての手術・入院を経験することになり、不安でいっぱいでした。
怪我をしてからは「前十字靭帯再建手術」に関する情報を求めて、たくさんの方のブログを読んだり、動画を見たりして過ごしました。
不安を少しでも和らげたくて、事前にイメージトレーニングも重ねながら、心の準備をしていました。
そんな私の体験が、これから手術を受ける方や同じような悩みを持っている方にとって、少しでも参考になれば…という思いで、このブログを書いていきます😊
実際の流れや経過を、できるだけ時系列でわかりやすくご紹介していきますので、よければお付き合いください。
なぜ前十字靭帯断裂になったのか
私が前十字靭帯を損傷したのは、昨年の11月末。
バドミントンの練習中の出来事でした。
センターから左後方に下がりながらシャトルを取ろうとしたその瞬間、右足をひねってしまいました。
「グニュッ」という何とも言えない嫌な音と感覚がして、すぐにその場から動けなくなりました。
最初は何が起こったのか分からず、ただただ痛みと驚きで頭が真っ白に。
その時はまさかこんな大きなケガになるとは思っていませんでした。

受傷後の流れと診断まで
怪我をした直後は、しばらくその場から動けず、なんとか立ち上がっても右足に力が入らず歩くのもやっとの状態でした。「ひねっただけかも」「少し休めば治るかも」と思っていたものの、不安もあったため、後日整形外科を受診することに。
レントゲンを撮り、骨に異常はないとのことで様子見となりました。
怪我をしてから時間が経つにつれて、少しずつ歩けるようにはなりましたが、膝に違和感を感じることが多く、最初の痛みが引いても完全に治る気配はありませんでした。
3週間が経過した頃、膝が突然「ガクン」と崩れるような感覚があり、歩くたびに違和感が増してきました。
そこで、病院を変えて再度整形外科を受診したところ、腫れやぐらつきがあるとのことで「半月板損傷かもしれないから、念のためMRIを撮りましょう」とMRI検査を勧められました。
MRI検査の結果、前十字靭帯断裂に加えて、半月板損傷もあることが分かりました😢
正直、その診断を聞いたときはショックでした。
今まで大きなケガとは無縁で過ごしてきたので、「まさか自分が」と信じられない気持ちでいっぱいでした
医師からは「このままでは膝に負担がかかり続け、将来的にさらに悪化する恐れがある」と説明され、特にスポーツを再開したいのであれば手術を受けるべきだと言われました。
「この先もバドミントンを続けるなら、手術が最善の選択肢です」と言われ、私は手術を決断することにしました。
受傷から手術を受けるまでには約2ヶ月の期間があり、その間は足の痛みを感じながらも、日常生活は特に支障なく過ごしていました。
それでも、スポーツ復帰を目指すためには早期の対応が必要だと強く感じ、手術を決意するに至りました。
手術を決めるまでの気持ち
医師からは、前十字靭帯断裂は自然に治るものではなく、特にスポーツ復帰を目指す場合は再建手術が必要だと説明を受けました。
正直、すぐに手術を受ける決断はできず、リハビリでなんとかなるかもしれないと悩みました。
それでも、今後もバドミントンを続けたい気持ちが強く、「またコートに立ちたい」という思いから手術を受けることを決意しました。
決断に至るまでにはたくさんの不安や迷いがありましたが、ブログやSNSで同じような経験をされた方々の体験談を読むことで、少しずつ気持ちが前向きになっていったのを覚えています。